構造材・断熱材

1.構造用ハイベストウッド(構造材)

構造強度を高め、地震に強い住まいを実現しました!

ハイベストウッド1
ハイベストウッド2

構造用ハイベストウッドとは

 土台、柱、横架材を、構造用ハイベストウッドで一体化し、構造用合板などを利用し剛床とすることで、 全体を一つの箱にし、壁面全体で外力を受け止め、すぐれた耐震・耐風性能が得られます。

 構造用ハイベストウッドを張りつけた耐力壁は水平力に対して面材のせん断力で抵抗します。

 面材工法は、壁面全体で地震力・風圧力を受け止め、バランスよく分散し、軸組の接合部への力の集中を緩和します。

 

 構造用ハイベストウッドは、他の面材と比較して透湿抵抗が低く、壁内の湿気をスムーズに排出し、住宅の耐久性を高めます。

 

 詳細は株式会社ノダ ホームページを参照下さい。

 

壁の構造
ハイベストウッド1

構造用ハイベストウッドと筋かいの比較

    構造用ハイベストウッド

気密性等 すき間が少なく外気を遮断できる為、気密性を高めやすいです
断熱材の 施工 壁の中に筋かいがないため、断熱材を均一に取付けられ施工性も抜群です
剛性 施工が容易で、施工精度が向上し、高い剛性を保てます
方向性 あらゆる方向の力に対し均等に効き、面全体で受け止めるため、力が分散し、一部に負担がかかりにくくなります
粘り強さ 大量の釘が抵抗するため、大きな力がかかっても変形しづらく、粘り強くなります

         筋交い

気密性等 すき間からの空気もれあり、気密性がよくありません
断熱材の 施工 筋かいと断熱材が干渉し、特にタスキ掛けの場合、断熱材を均一に取付けることが困難です
剛性 施工精度や性能の差がでやすく、精度が悪いと、特に筋かい両端部がガタつきやすく、剛性が低くなりがちです
方向性 圧縮方向、引張方向と強度の発現に方向性があります
粘り強さ 大きな力がかかると、筋かいが折れたり、外れたりしやすくなります

2.グラスウール(断熱材)

 

 グラスウールは、高温で溶融したガラスを遠心力等で吹き飛ばし、綿状に細かく繊維化したものです。製造方法は綿菓子をつくる原理と基本的には同じです。

 

 グラスウールは、複雑に絡み合った繊維の間に無数の空気を閉じ込めた部屋があり、この空気の部屋を層として構成することで、優れた断熱性能を発揮します。

 

 このほか、吸音性、不燃性、耐久性等に優れています。壁や天井の裏に設置されています。

 壁断面図(基本)黄色部分がグラスウール

壁の構造

<グラスウール施工例>

グラスウール
グラスウール3
リフォーム天井
グラスウール4